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現場の最前線でとるべき新型コロナ感染症対策とは?情報源を紹介

現場の最前線でとるべき新型コロナ感染症対策とは?情報源を紹介
新型コロナウイルス感染症の流行しているが、安定的な社会生活の確保のために生産を維持しなければならない。会社ではどんな対策が必要なのだろうか?
コロナウイルス感染症対策に関して、有効な情報はどこから得たらよいの?

こんなお悩みをお持ちの方が多いと思います。

全国的な自粛の中でも、以下の関係事業者には事業継続要請が発信されている状況で、現場の最前線でコロナウイルス感染に怯えている方も多いと思います。

  1. インフラ運営関係(電力、ガス、石油・石油化学・LPガス、上下水道、通信・データセンター等)
  2. 飲食料品供給関係(農業・林業・漁業、飲食料品の輸入・製造・加工・流通・ネット通販等)
  3. 生活必需物資供給関係(家庭用品の輸入・製造・加工・流通・ネット通販等)
  4. 食堂、レストラン、喫茶店、宅配・テークアウト、生活必需物資の小売関係(百貨店・スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンター等)
  5. 家庭用品のメンテナンス関係(配管工・電気技師等)
  6. 生活必需サービス(ホテル・宿泊、銭湯、理美容、ランドリー、獣医等)
  7. ごみ処理関係(廃棄物収集・運搬、処分等)
  8. 冠婚葬祭業関係(火葬の実施や遺体の死後処置に係る事業者等)
  9. メディア(テレビ、ラジオ、新聞、ネット関係者等)
  10. 個人向けサービス(ネット配信、遠隔教育、ネット環境維持に係る設備・サービス、自家用車等の整備等)

医療、流通、公共交通など多くの方々に、社会を支えて頂いています。

あなたにとって、すでに調べつくしていることが多いとは思いますが、少しでも有益な正しい情報を提供できれば幸いです。

職場のメンバーと共有して自分と仲間を守っていきましょう。

新型コロナウイルスの感染経路の特徴

新型コロナウイルスの特徴は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症対策本部第29回;2020年4月16日開催議事より)

一般的な状況における感染経路の中心は飛沫感染及び接触感染であるが、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等の症状がなくても感染を拡大させるリスクがあ
るとされている。

また、無症候の者からの感染の可能性も指摘されている。

一方、人と人との距離をとること(Social distancing; 社会的距離)により、大幅に感染リスクが下がるとされている。

ここで閉鎖空間では気になる「くしゃみ」「会話」。

その際にどの程度飛散するのかを検証したのが以下の動画です。マスクでの飛散防止、換気、ソーシャルディスタンスの重要性がご理解いただけるかと思います。

また集団感染が発生しやすく、その共通点をまとめると以下の3つです。いわゆる3蜜ってやつです。

  1. 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
  2. 密集場所(多くの人が密集している)
  3. 密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)

特にライブハウス、スポーツジム、医療機関、さらに最近になって繁華街の接待を伴う飲食店等におけるクラスターでの感染拡大が中心です。

これ以外の場であっても、人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うことにはリスクが存在すると考えられるので注意です。

その他のコロナウイルスの特徴は以下の通りです。

  • 潜伏期間が長い。1-14日(一般的には約5日)である(WHOによる情報)ため、濃厚接触者は14日間の健康状態観察としている
  • 致死率が高い。インフルエンザよりも致死率が高く、中国では確定患者中の2.3%が死亡、中等度以上の肺炎にかかる18.5%の死亡とのデータあり。
  • 高齢者の致死率が特に高い。同じく中国では、30歳未満で0.2%、60歳以上で6%の致死率であった。
  • 有効性が確認されたワクチンが存在しない。

ではこれらの感染症防止対策について確認していきましょう。

個人が行うべき基本的な感染症防止対策

基本的な考え方を、アメリカ疾病予防センターや厚生労働省の情報から抜粋します。

コロナウイルスがどのように広がるかを各自が知る

2019年コロナウイルス病を予防するワクチンは現在ありませんので、病気を防ぐ最善の方法は、このウイルスにさらされないようにすることです。

ウイルスは咳、くしゃみ、または会話をするときに発生する飛沫を介して広がると考えられており、ソーシャルディスタンスの重要性が高くなっているのです(約6フィート;1.8m以上を確保する)

最近のいくつかの研究では、COVID-19は症状を示さない人によって感染する可能性があることが示唆されています。

ソーシャルディスタンスをカバーするためにマスク等口と鼻を覆うものが有効となります。

よく手を洗う

特に公共の場所に行った後、または鼻をかんだり、咳をしたり、くしゃみをした後は、石鹸と水で少なくとも20秒間頻繁に手を洗ってください。

石鹸と水がすぐに手に入らない場合は、少なくとも60%のアルコールを含む手の消毒剤を使用してください。手のすべての表面を覆い、乾くまで両手でこすります。

洗っていない手で目、鼻、口に触れないようにしましょう。

密な接触を避ける

できるだけ密な場所に近寄らないこと、密な会議・集まりを減らすことです。

症状のない一部の人はウイルスを拡散できる可能性があることを覚えておいてください。

他人からの距離を保つことは、非常に病気になるリスクが高い人々にとって特に重要です。

他の人の周りにいるときは、口と鼻をマスクで覆います。

食料品店に行ったり、その他の必需品を手に入れるなど、公共の場所に出かけるときは、誰もがマスク等を着用する必要があります。

咳とくしゃみを覆う

プライベートな設定で布製のフェイスカバーを着用していない場合は、咳やくしゃみをしたり、肘の内側を使用したりするときは、必ずティッシュペーパーで口と鼻を覆ってください。

使用済みのティッシュをゴミ箱に捨てます。

すぐに少なくとも20秒間、石鹸と水で手を洗います。石鹸と水がすぐに利用できない場合は、少なくとも60%のアルコールを含む手の消毒剤で手をきれいにしましょう。

清掃と消毒

頻繁に触れる表面を 毎日清掃して消毒します。これには、テーブル、ドアノブ、ライトスイッチ、カウンタートップ、ハンドル、デスク、電話、キーボード、トイレ、蛇口、シンクが含まれます。

表面が汚れている場合は、清掃してください。消毒する前に、洗剤または石鹸と水を使用してください。

その後、家庭用消毒剤を使用してください。

職場で決めるべき基本的な感染症対策

企業が規定すべき準備事項は以下の3点です。

  • 従業員間の感染を減らす
  • 健全な事業運営を維持する
  • 健康的な職場環境を維持する

従業員間の感染を減らす

体調のすぐれない従業員は家にいるように規定します。コロナウイルスに近い症状(発熱、関、息切れ)がある場合です。自宅に病気の家族がいる場合も自宅待機の期間を設けましょう。

大規模な集まりや会議を取りやめましょう。

健全な事業運営を維持する

学校や育児休業のために子どもの世話をすることを許可するなどの規定を策定しましょう。

万が一の自社・他社の感染拡大に備えて、操業計画について危険予知をしておきましょう。どのくらいの人員不足になったら、どの範囲のサプライチェーンが崩れたら、などと想定しておくことが大切です。できればお互いのバックアップが効くような体制づくりもすすめましょう。

工場なので基本は出社しないといけないですが、万が一の隔離に備え、書類仕事などができるようにテレワーク環境を整えておくことも大切です。

健康的な職場環境を維持する

環境面では企業として多数取り組めることがあるはずです。

社員が安心した環境を作れるように発意していきましょう。

  • 換気を増やす。(2か所以上窓を開ける、循環の外気割合を増やす)
  • 定期的な職場の消毒(デスク、キーボード、電話、手すり、ドアノブなど)
  • 机や作業用ツール、機器の共用の禁止。または使用前の洗浄・消毒。
  • 出張はなし。テレビ会議を推進する。
  • どうしても対面会議が必要な場合は、換気する。

このほかにも密になりやすい休憩所や喫煙室を一時使用停止にする、あるいは広い部屋を確保するなど物理的な3蜜回避策も有効となるでしょう。

流行状況など調査・統計に関する情報

最後に流行状況などの調査・統計に関する情報をまとめました。

人口変動分析、人流の減少率、交通関係の状況

各所の自粛具合がひと目でわかりますね。

Coronavirus disease (COVID-2019) situation reports:WHOがまとめる全世界の統計情報

WHOでも報告書を作成しています。

Boston Children's Hospital

各地の分布が時系列で動画で見ることができます。中国の武漢から拡がるさまは驚愕です。

John Hopkins University

世界中の感染者数や回復数などがひと目でわかるようになっています。

都道府県別新型コロナ対策マップ

国内版のマップも非常に使いやすいですね。

まとめ

今回は「現場の最前線でとるべき新型コロナ感染症対策とは?情報源を紹介」についてお話してきました。

上記の7つの行動(厚生労働省から抜粋)を職場に取り入れていきましょう!

  • この記事を書いた人

けびん

30代前半、製造現場の最前線で管理者を務めています。文献や実践から得られた学びをこのブログを通じてみなさんと共有していきたいと思います。

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